ここむす会員同士の交流広場|ここむす日和
ここむす的生き方の達人 File NO.4
ここむすびと
2009年6月 5日(金) 10:00
6歳から弾いている「箏」 寺田 雅美 さま
■箏を始められたきっかけを教えてください。
父が尺八を吹いていたので、雛人形の代わりにお箏をプレゼントされた事がきっかけです。昔から「芸事は6歳の6月6日から始めると上達する」と言われていて、6歳から習い始めました。
■箏を習うにあたって、大変だった事はありましたか?また良かったことは?
演奏会やイベントで演奏する時、お箏、立奏台(お箏を載せる台)、譜面台、椅子などを持っていくため、準備や片付けにかなりの体力が必要です。また、歌い弾きをする時は、お箏で弾く音とは違う音で歌わなくてはならないことが多く、なれるまで大変です。
良かった事は、礼儀的なことを教えていただけたこと。父と主人が尺八を吹くので、私がお箏を弾くことにも理解があり共通の話題が持てていること。お箏はソロ演奏もありますが二重奏、三重奏、四重奏、五重奏で演出する事が多く、みんなと合奏する事ができるのでとても楽しいことです。今までにオーケストラ、二胡、合唱、語り、ギター、生花、着付け、茶道の方々とコラボをしてきました。とても楽しく人間関係も広がります。他県のお箏、尺八をしている方と知り合い、その方達のコンサートを聴きにいきながら旅行をするのがとても楽しみです。
■現在は、週に一度、練習に通われているそうですが、どのようなことを学んだりするのでしょうか?
ただ「楽譜を弾く」のではなく「曲を弾く」ということや、無理・無駄のない指使いや、美しい音色の出し方等を学んでいます。
■どれらいの期間練習すれば「一人前」になれるのでしょうか?
どこからが「一人前」なのか線引きが難しいですが、やる気のある方でしたら10年前後で教えることが出来ると思います。ただし、奥が深いのでその後の学びは必要です。
■グループで演奏会等にご参加されているとか。詳しく教えてください。
2003年12月に「和楽アンサンブル銀河」を結成しました。
流派に関係なく地元の有資格者の知人と5人で発足し、箏・十七絃・三絃・尺八でソロから五重奏まで「静」「動」の世界をジャンル問わず演奏しています。色々な方とのコラボも楽しんでいます。箏・尺八が身近で親しみやすい楽器であることを、より多くの皆さんに実感していただけるように、体験の場を設けたりして、「いいなぁ~」と思っていただけるような演奏を心がけています。現在、合奏練習に集まりやすい仲間(師匠・次女・主人・私)の4人の活動が多いです。メンバー募集中です。
■「これから箏をやりたい!」というここむす会員に、最初はどのように始めたらいいか教えてください。また、会員にむけて「箏」の素晴らしさをアピールしてください。
サークルから入ってやり始める方もいます。
私のところでは、体験レッスンやお箏の貸与もしています。
流派(山田流・生田流)があり、同じ山田流・生田流の中にも派があります。各地区で演奏会も行われていると思いますので、聴きに行って、習ってみたいと思う先生に相談されると良いかと思います。
お箏の持っている音の可能性は偉大で、お箏の底を叩いて太鼓のようにリズムをうったり、バチで絃を打って効果音を出したり、バイオリンの弓で弾いたり、コップを使って演奏されているのも観たことがあります。
日本の伝統楽器で、昔からの伝統を守りながら、未来に向けて新しい音楽を奏でることのできる楽器です。ジャンルもポップス、フォーク、賛美歌、ポピュラー的な楽譜も沢山出版されていて、いろいろな楽器ともコラボができます。みんなでの合奏はとっても楽しいものです。ぜひ初めてください。
ありがとうございました。
毎回様々なジャンルのお話を伺うことができる「ここむすびと」ですが、いつも勉強になります。
今回も寺田さまに新しいことを教えていただきました。
琴…柱がないもの(例:大正琴) 箏…柱があるもの といった違いがあるそうです。
「以前からちょっと興味があってやってみたかったんだけど…」
という、ここむす会員さん、これを機会に始めてみてはいかがでしょうか?
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