ここむす会員同士の交流広場|ここむす日和
もっと人間にくわしくなろう1~「人に迷惑をかけない生き方」
ここむす的生き方
2011年4月11日(月) 10:00
こんにちは。ここむす代表理事 北村です。
東日本大震災という事件で、時代の価値観がガラッと変わってしまったような気がします。
自分勝手に生きることから、共に助け合って生きることへ、人々の価値観は確実に変化しています。
私はかつてのシャルレのブランドヴォイス「もっと人間にくわしくなろう」という言葉が好きでした。
共に助け合っていくには、自分と他人が対立を超えて、生かし合うというふうに認識を変える必要があるように思います。これを無二的人間(山本空外上人が提唱)というそうです。
無二的人間になるために、ここむすと一緒にもっと人間についてくわしく考えいくため、いままでのここむす会報誌に掲載したコラムを加筆・修正し、もういちど皆さんと復習してみましょう。
「人に迷惑をかけない生き方」
「人に迷惑をかけてはいけません」、「人に迷惑さえかけなれば・・・。」いろんな人が教育を語る場面で、この言葉をよく口にします。また私たちもそう躾られてきましたし、日本人の心の無意識(超自我)に強く刻み込まれている言葉ではないでしょうか。
しかし新しく出会った人とコミュニケーションを深めようと思っても、「迷惑をかけないような」コミュニケーションを続けていけば、いつまでたってもその人と心からの交流は結んでいけないのではないでしょうか。
こういう人間関係はうわべだけの付き合いをうみ、「友達は多いのに、孤独・・・」という人間を数多く生み出す結果となっているように思います。なぜなら、それは人間関係を全く断ち切ってしまうことであり、それは人間らしさを失ってしまうことだからです。
「孤独な人」がさまざまな事件を引き起こしていったり、「自殺者」が史上最高記録を更新したりといった暗い出来事もこんなことが一つの要因となっているのかもしれません。心と心が触れ合い、感動を分かち合えるような素晴らしい人間関係は、不安の中でぶつかり合い・苦悩し・その中にある問題を互いに解決していく上で培われていくもの。
つまり、「人に迷惑をかけずに生きていく」ことは不可能なことなのです。人間らしく生きていく上で大切なことは、小さな迷惑をかけたり、誰かからの迷惑を受け容れたりしながら支えあって生きている、つながらないと生きていけない存在であるということに気づくことです。人と人とのつながりの大切さの本質はそこにあります。
人に迷惑をかけなさい!ということを推奨しているのではありません。生きていくには、迷惑をかけざるをえない。だから感謝の気持ちが伴っていることが不可欠です。迷惑をかけている分、何かでお返しをしなくては、そんな気持ちで一人一人がつながり、支えあっていくことで、共歓の輪を広めていくことこそ「真に人に迷惑をかけない生き方」なのでしょう。
「ここむす」の究極の目的もここにあります。「ここむす」をそんな共歓の場としてみんなで育てていければと考えています。
この記事のトラックバックURL:http://www.cocomus.com/cms/mt-tb.cgi/53
コメント
-
TOY
2011年4月20日(水) 13:00
『ここむす的生き方』はやっぱ最高ですね~(*^0^*)
ブランドヴォイスは深みがあって、考えさせられるから僕もとても好きでした。
今日ここむすからのメールを開いて、このフレーズを見たときになんか嬉しかった~!
『人に迷惑をかけてはいけない』はいつも自分は子供たちにうるさく言ってますが、
真の意味を伝えずにただ自分の価値観を押し付けてるだけだったな~と感じました。
『人に迷惑をかけずには生きていけない。でもそれを重荷に感じるのではなく、
必ず誰かのお世話になって生きているんだ!という感謝の心を忘れずに生きていく。』
忘れていた大切な事を教えて頂ける『ここむす的生き方』が改めて大好きです!
これからも楽しみにしています!!



