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田を眺めて思う

ここむす農園

2009年9月11日(金) 10:00

投稿者:管理人まさるさん

ブログ管理人まさるさんです。

さて、前回に引き続き今日も、ここむす農園・第2弾!「おぐらさんちのおいしいお米おすそわけ」企画につき、5月の頃の田植えのお手伝い風景をダイジェストでお届けします。(はやく追いつかなくちゃ、収穫時期がそろそろ来ちゃうし(汗))

 

 

悪戦苦闘のうえ始まった、田植えのお手伝い。苗の追加作業です。

 

状態をやや前に向け、腰を少し落とし、右腕を左腰にもっていき、適量の苗を三本の指でやさし掴み取り、そのまま水面にまでもっていき、着水・・・。指とともに土中に苗をスッと埋める・・・。

 

 

 0905taue-nabesan6.jpg

うん。ナベさん。いい感じです。堂に入ってきましたよ。

 

 

時間と経験は、人間に成長をもたらすものだ。

(偉そうに言うてる暇あったら、お前も手伝えっちゅうねん!by ナベさん)

 

 

 

 0905taue-nabesan2.jpg

小一時間も経てば、さすがに疲れました。ここらでちょっと一休みです。
水路で足についた泥を流し落とすナベさん。ほんと、お疲れ様でした。
(あ、まさるもこのあと、ちゃんと手伝いしましたからね!!)

 

 

明美さんが買ってきてくださった缶コーヒー&お茶で一服タイム。

 

 

田んぼを眺めながら、のどかな雰囲気に包まれつつ、会話が弾みます。

 

0905taue-kyuukei.jpg

 

「どう?疲れたかい?でも、こうやって田んぼに足入れてると、米食うときに、ああ、俺が作ったなんだなって思えるべ?」(敏男さん語録)

 

ほんと、その通り。ほんのちょっとお手伝いしただけなのに、もうこの田んぼに愛着が沸いているから不思議です。

 

 

このときに、田植えに至るまでのお話も聞かせてもらいました。

0905toshiosan-katari1.jpg
 

土を耕す「田起こし(耕起)」、田に水を入れて耕す「荒かき」、さらに土を細かくする「代掻き」など、土を掻くという作業が田植えの前にはあり、とっても大事なことなんだということ。

それから、田の土を「如何に水平に均すか」がポイントなのだということなど・・・。これは、田に水を張ったときに、どの部分の水量も同じにすることが稲の成育に大きく影響するためなんだって。田んぼが土面が傾いていては、水の多いところ、少ないところで差が出ちゃう・・・。これはイカンのだそうだ。

それを聞いてから、その後、周りの田んぼを見ていたら・・・、あ、ほんとだ。傾斜があり、水の量に偏りのある田んぼがソコ・ココにあるのがわかりました。(なんだか、田んぼが分かる男になった気分^_^)V

 
 

それにしても、どちらかというと無口でシャイな敏男さん。冗談交じりのお話が主な方なのですが(失礼っ)、田んぼを前に口を開くと、体中に溜め込んでいる「こだわり精神」が一気に出るという感じで、これ以外にも「土の成分」や「水の成分」などついてのお話もドンドン飛び出したのですが、脳みそALL文系のまさるには半分以上理解不能でした(というか、へーへーの連続)。
でも、なんだかTV「世界一受けたい授業」に出ているみたいで、驚きと感心の連続!まるで博士の講義を聴いているかのように聞き入ってしまいました。(もちろん、栃木弁の博士です)

 そうそう、そのなかでもひとつ、印象に残ったのが、「カルシウム」のお話し。お水に混ぜて田んぼに流すことで、お米が強く、おいしくなるんだって。稲も人間と同じ、骨太になるということなのか??このあと、時期をみて流し入れるそうです。これは、やる人はやるが、やらない人はやらないのだそうです。

 

 

で、このたびの取材で、ひとつわかったこと。

 

 

普通のことやってるだけだよ。でも、その、ふつうのことをやらなくなっちゃってるんだよ、今はさぁ」(敏男さん語録)

 

 

と、いうこと。これが今の日本のお米の事情であると同時に、これが敏男さんがつくるコシヒカリ「おぐら米」の、おいしさの土台にあるような気がしました。

 

 

さらに、ひとつわかったこと。

 

 

「せっかくつくるんだからさぁ、旨いもん食いたいべ?」(敏男さん語録)

 


と、いうこと。単純明快ゆえに心に響く一言・・・。


そう、そのとおり。誰だっておいしいものを食べたい。つくる以上は、おいしいものにしたいって、当り前なんだけど、それゆえにすごく新鮮に思えました。今の日本の「食」の流通は、コストやら効率化やらで、この「当たり前」が失われてしまっている気がしてならないのです。みなさんは、どう思いますか?

敏男さんと田んぼを眺めながらそんなことを話していると、私たちの身近にある食べ物の事情やら、農業の事情やら、いろんなことが見えてくるようです。

 

 

あら、なんだか、社会番組みたくなってきたな・・・。

 

 

それから、もうひとつ、わかったこと。


 

それは、一年の中でも猫の手も借りたいほど忙しいという「田植え」の時期を、すでに敏男さんはご夫婦で乗り切っておられ、事務局員2名はその後にヒョコヒョコとやってきて、わざわざ残してくださった仕事を、大汗掻いて手伝ったに過ぎないということ・・・・が、よーくわかりました(苦笑)

 
 

 

5月のお手伝いはこれにて終了。

1ヵ月後に、またお邪魔します。(続く)

前回までのお話
田植えのお手伝い
おぐら米をつくるおやじさん
● 新!ここむす農園企画はじまる・・・

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